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COO高橋さん(左)執行役員坂本さん(右)
「リバネス」は、Leave a Nest(巣立つ)を意味しています。

2013年07月23日

「身近なふしぎを興味に変える」をコンセプトに、実験教室を通じて科学のおもしろさを伝える事業を行うリバネス
2002年、15名の理工系大学院生が集まって設立された日本初の科学教育ベンチャーです。現在、所属する50名の社員もすべて理系の修士・博士号取得者で、100%理系人材の会社である点が特徴です。
教育事業を核にしながら理系人材の育成・採用支援、研究開発や出版、さらには飲食事業や養豚事業など多岐に渡る事業を生み出しています。賛同する企業を巻き込みながら発展してきた背景には、好奇心旺盛でアクティブな理系人材の特性を十分に生かす、リバネス特有の人材に対する考え方があるようです。創業メンバーのひとりであるリバネス代表取締役COO・高橋修一郎氏と、リバネスの第一号社員として会社とともに歩んできた執行役員・坂本真一郎氏に話をうかがいました。

同じ問題意識を持ち、互いに喧嘩できる仲間が集まった

——理系の大学院生が集まって設立された会社だそうですが、きっかけは何だったのですか。

高橋:当時、僕は東大の修士課程の2年生でした。その頃、理系の学生が集まってビジネスを学ぶ機会がありました。理系の強みを生かして社会を変えたいと、研究だけでなくビジネスも学ぼうとする熱い学生たちが集まっていたのです。もっと世の中を知るために、僕ら自身が成長できて、社会貢献につながって、何よりおもしろくてエキサイティングなことができないか。そんな議論を重ねた結果、会社設立というアウトプットにつながったのです。

——まずは教育事業から入ったそうですね。

高橋:創業のメンバーは僕を含めて15人。僕らには「子どもに科学のおもしろさを知ってもらいたい」という共通の思いがありました。教育現場に目を向けると、子どもの理科嫌いが進んでいます。中学生に「将来役に立たない教科は何だと思いますか」と聞くと、理科がトップに挙がるような状況です。それなら、研究活動を通じて科学の最先端を学び、研究現場のリアリティを語れる僕らが出前授業をやれば、子どもたちも楽しく科学を学べるに違いない。そう考えたのが教育活動( 教育応援プロジェクト )をビジネスにした理由です。

——理系博士と科学教育は、親和性の高いビジネスですね。ビジネスを展開するうえで、仲間同士の役割分担はありましたか。
創業のエピソードをわくわく話す高橋さん

創業のエピソードをわくわく話す高橋さん

高橋:特にありませんでした。大学を超えて同世代の友達が集まってできた会社ですから、ビジネスのための専用チームではありません。そもそも儲けるために集まった仲間ではないんです。「社会を変えよう」、「成長しよう」、「おもしろそうだからやろうぜ」で集まった仲間なのです。COOやCFOといった役割分担はない代わりに、お互いの信頼関係はありました。喧嘩できる仲間が集まったことが、いまふり返ればチームとしての強みだったのかもしれません。

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