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私の一冊

人事のみなさまにリレー方式で、心に刺さった選りすぐりの一冊を紹介いただきます。

第15回 :教育系公益財団法人 川島 淳子さん

2014年12月24日

経営者・人事のみなさまにリレー方式で、心に刺さった選りすぐりの一冊を紹介いただきます。

『菊池先生の「ことばシャワー」の奇跡 生きる力がつく授業』 菊池 省三 関原 美和子(著)

今回、本をご紹介くださったのは、川島 淳子さんです。教育系公益財団法人で日本の中学生と世界で日本語を勉強している中学生の交流を推進していらっしゃいます。 普段の関わる人とのやり取りの中に「思いやり」を込めることで、相手の反応が変わっていく。集団の中で、集団と共に成長する重要性を実感した1冊です。

出版社: 講談社 (2012/10/4)

「コミュニケーション力」。
近年、世の中全体で重視されるスキルとして取りざたされることが多いが、その中身の捉え方が人によって大きく異なる「力」でもあると思う。

菊池省三先生は、「コミュニケーション力」を次の公式で語る。
技術(内容+声+態度+α〈工夫〉)×相手への思いやり
コミュニケーションの技術をいかに磨いたところで、「相手への思いやり」が0なら話す力は0。

本書は、菊池先生が小学校教師の実践の中で積み上げてこられた、20年以上にわたる「ほめ言葉のシャワー」を中心とする活動に基づくものである。小学校の授業を描いた一冊だが、年代を問わず、人が集団の中でより良く影響し合いながら生き、成長していくための原点となる要素が凝縮されている。

忙しさにかまけて目の前の相手への興味関心が薄くなったり、良い部分を素通りして注意点ばかりを口にしてしまったり。無意識のうちに習慣化してしまっていたマイナス言動に気づかされた。相手に思いやりを持って向き合い、一つ一つの言葉を大切に発することを心がける。自分の意識と言動を少し変えることが相手からの反応変化に繋がることを実感し、高く見えていた壁がふっと解かれていくような不思議な感覚を持った。

自分が日々発する言葉に「相手への思いやり」は掛け算されているか?人をほめる語彙をどれだけ知っているか?使っているか?そして、誰かと学びあっているか?
この本から投げられるいくつもの問いに向き合いながら、これからも様々な集団の一員として、集団と共に成長曲線を描いていきたい。

教育系公益財団法人 プログラム・オフィサー

川島 淳子氏(かわしま・あつこ)

広告会社で人材開発業務を経験後、2013年より現職。教育系公益財団法人で、日本語を通じての日本と海外の中学生の交流kawashima事業を担当。

A 12 B 13 C 7 D 12 E 20

現状を継続しつつ、改善を積み上げながら、柔軟に物事を受け入れていく個性タイプ

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