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人事部解体論

シリーズ「人事部解体論」では、今の人事部は果たしてその役目を十分担うことが出来ているのか? 担うためにどうあるべきかを考えてゆきたいと思います。

第4回:人材開発の役目は「人と組織と事業を結びつけること」

2015年07月28日

企業教育において「7:2:1の法則」がよく語られます。
これは優れたマネジャーたちが何から学んだかを調査した結果得られた人材育成に関する知見(アメリカLombardo & Eichinger)で、人が何から学ぶかというと、現場での体験を通じての学びが7割、周囲からのフィードバックや他者の観察が2割、研修や読書が1割だということです。
この法則によれば、現場での仕事や業務、人と人とのやりとりを通じて学んでいくことが大切なのだと言えます。
しかし、現状はというと、最近の傾向として「現場で人を育てられない」という課題が浮かび上がってきています。

ゲーム開発会社の人事担当者がこんな話をしてくれました。
これまでは、開発の責任者から「人事は介入するな」と言われてきたそうです。しかし、最近、現場で人が育っていないという課題に直面しており、「どうすればいいか。もっと現場に介入して欲しい」と弱音を吐かれたとのこと。
ゲーム専用機種の開発から、スマホ対応開発へと外部環境が変化したことも要因のようですが、どうもそれだけではなさそうです。
また、ある製造メーカーでは、数年前、現場に初めて人材開発チームができました。
「人は現場で育つ」これが創業からの考え方でした。
しかし、当時人材が育っていないことに危機感を抱いた開発部門を管掌する役員の指示で、開発部門の中に「人材開発担当」を置いたのです。
他にも、たくさんの会社から、「人が育っていない」という声を最近よく聞きます。
そこで今回は、人材開発部門の役割と、現状の課題をどう受け止め、今後どう取り組んでいくべきかを考えてみたいと思います。

 

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